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IR・カジノとキャシュレス社会を考える<後編―1>

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この単行本に筆者は「なぜ警察はパチンコを賭博罪で摘発しないのか?」という記事を寄稿した。誰もが疑問に思いながら、マスメディアにもネットにも正解は見あたらない。そんな問題を掘り下げることができたと自負している。  今回、その約15年前の記事に少し手を加えて公開するのは、問題に対する正解が当時も現在も変わらないからである。 どうしてパチンコが賭博罪で摘発されないのか。そのナゾを解き明かすため、まずパチンコにおける換金の仕組みを解説しておく。  もし、パチンコ店が客の出玉を現金と交換すれば、直ちに違法(賭博罪)となる。そこで、パチンコ店は客の出玉を「特殊景品」と呼ばれる、換金目的だけに使用される物品と交換する。特殊景品は、金地金やペンダント、シャープペンシル、文鎮、ライター石などが専用のプラスチックケースに入れられ、密封されたもので、一般に流通していない。  客は特殊景品をパチンコ店の近所の両替所へ持っていき、現金と交換する。特殊景品は両替所から景品問屋へ集められ、再びパチンコ店に卸される。  このような換金の仕組みは、パチンコ店、両替所、景品問屋の3つがかかわるため、「3店方式」と呼ばれている。  ときどき、「3店方式により、パチンコの換金は違法性をクリアしている」と言う人がいるが、勘違いもはなはだしい。客、パチンコ店、両替所、景品問屋のそれぞれの行為を全体として捉えれば、全員が賭博罪の共犯だ。  そもそも、パチンコがギャンブルでありながら、パチンコ店が客の出玉を現金と交換するという単純な方式では直ちに違法となるため、3店方式という複雑な方式が採られていることは、全員が認識している。つまり、賭博罪の犯意も明らかなのである。  事実、年、東京都新宿区の複数のカジノバーが3店方式による換金をはじめたが、警視庁は賭博罪で摘発した。なお、これらのカジノバーはパチンコ店と同様、東京都公安委員会(警視庁)の営業許可を受けていた。もし、3店方式により違法性がクリアできるのならば、ゲームセンターのUFOキャッチャーやガチャガチャなどでも換金が可能となり、同様の仕組みの賭博が広がる。

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競馬、競艇、競輪、オートレース 2。 宝くじ、toto 3。 パチンコ、パチスロ 4。 株式会社東京カジノラボ代表取締役。FX情報誌を中心にマネー系メディアの執筆・編集に携わったのち独立。カジノゲームのルールとIR法案の最新情報を発信する総合的カジノメディア、 東京カジノラボ を運営。 本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、 続きを見る 金融商品の勧誘や購入、投資手法や判断を読者に扇動、強制するものではありません。投資や、商品購入に関する最終的な判断はあくまで自己責任で行ってください。記事は編集作業を経て公開されていますが、あくまで情報提供を第一の目的としたものであり、内容には、不正確な記述、執筆者の予断や誤解に基づくもの、リンク切れ、環境要件が古いものが含まれていることがあります。読者が記事内容の運用により派生した損害を含むあらゆる結果について、各著作権者および(株)翔泳社は一切の責任を持ちません。各著作権者は読者に対して記事内容に関するあらゆるサポートについてもその義務を放棄しています。あらかじめご了承ください。

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